2022年11月

 10月はじめ、ももりんぴっくでは保護者の方のご協力のもとご参加下さりありがとうございました。
ももりんぴっくを終え、子どもたちからは「ももりんぴっく、またやりたーい」とのつぶやきが聞かれ二回目の“ももりんぴっくごっこ”をしました。友だちと運動遊びを経験した心身の満足感から、一人一人の意欲と自信へ繋がっていることを感じています。当日、にじ組さんの足形やかぜ組さんのお絵かきで作った秋のモチーフ(リンゴ、ぶどう)を飾ったかわいい入場門に、子どもたちの心が和み、チャレンジへの背中を押してもらったことと思います。ももりんぴっく初めてのうみ組さんは親子一緒で参加となりました。

 幼児組は秋の遠足がありました。もり組さんは登園しホールにリュックを置くと、お弁当がとても楽しみでウキウキでした。Aちゃんは通りかかったわたしの手を取ると、リュックの中のお箸ケースやお弁当を今にもふたを開けて見せてくれようと満面の笑みがこぼれていました。雨天でホールのピクニックとなりましたが何より一番のお楽しみのお弁当は、「ママがつくってくれた∼」「おにぎりふたっつ!」「ぶどうだよー」と楽しいおしゃべりと見せ合いっこをしながら、美味しそうに食べていました。ほし・つき組遠足は、平和の森公園に行きました。
つき・ほし組のペア、グループに分かれてフィールドアスレチックで“たからさがし”のヒントになるお手紙を探しまわり、みんなで地図を完成させました。途中、大きな石の滑り台を滑ったり、草地を思いっきり走り、開放感の中たっぷり遊びました。いうまでもなくお昼のお弁当は嬉しくて美味しい、みんなのスペシャルタイムでした。
“たからさがし”は園に帰ってきてからも続き、無事に見つけることができました。

 秋がすすむ中、にじ組さんはワゴンにつかまり立ちしたり、ベビーカーに乗って散歩に行くようになりました。 Kくんはお散歩中の犬を見つけると「ワンワン(いた)!」と指差し。Rくんは線路沿いまでいくと、次々に通り過ぎる電車にかわいい手を振っています。移動中の住宅街では小鳥の声に聞き耳を立てたり、空やまわりよく見ています。日常的な身のまわりの物事、触れる自然が子どもたちの心や五感をたくさん刺激してくれています。

 姉妹園・杉並さゆり保育園が認可50年を迎えました。1968年にスタートした無認可さゆり保育園は1972年に認可され、地域の乳児保育を支えてきました。念願の幼児までの保育園を目指し、2009年、桃が丘さゆり保育園開園。2014年、杉並さゆり保育園幼児分園開園となり、杉並さゆりでも幼児保育が始まりました。50年前の認可間もない頃は、子どもたちはリヤカーに乗ってご近所の散歩をしていたそうです。子育て環境と保育園の社会的認知が時代とともに転換したことを実感します。さゆり会の歴史に思いを馳せながら、地域の保育園となり、子どもたちを真ん中に大人たちが手繋ぎする子育て、保育を目指し、近づけるよう今後も努力していきたいと思います。

園長 宮田 典子

にじ組…0歳児 かぜ組…1歳児 うみ組…2歳児
もり組…3歳児 ほし組…4歳児 つき組…5歳児

 1日(火) 幼児身体測定
 2日(水) にじ組・かぜ組身体測定
 4日(金) うみ組身体測定
10日(木) 11月生まれの誕生会
       秋の健康診断(全園児)
       避難訓練
13日(日) ももさゆバザー
17日(木) 焼いも会(16日予備日)
25日(金) 「成長を祝う会ごっこ」