2022年5月

 初夏を思わせる陽気と新緑の畑に、つき組さんが昨年度の年長さんからもらった藍の種を蒔きました。手のひらに載せた種は「ゴマみたい!」「すっごいちっちゃいー」とのこと。よく見たあと丁寧に土の中に入れていました。無事に芽が出て、葉をつけてくれることでしょう。楽しみです。

 にじ組さんや各クラスの新入園児の慣れ保育がすすみ、園生活に少しずつ慣れてきました。

 にじ組の赤ちゃんたちは担任とミルクが飲めるようになり、機嫌よく寝返りをしたり、吊りおもちゃを眺め、手を伸ばしてあそんでいます。

 かぜ組やうみ組さんは朝のうち泣いてしまっても、おもちゃや友だちのあそびに気持ちが誘われ、泣き止むとあそびだし、笑顔が増えてきました。保護者の皆さんも園の様子が少し掴めてきたことと思います。不安なこと、わからないことがまだあるかと思いますので、いつでも担任、事務室にお声掛けください。

 幼児クラスへ進級したもり組さんは朝の受け入れが玄関になりました。泣かずに登園してきてお父さん、お母さんに「いってらっしゃい」をすると、張り切って保育室へ向かっています。新しい生活、あそびが楽しく日々わくわく、嬉しそうです。

 かぜ組さんはテラスや廊下を挟んだ向かいのお部屋(かぜ2)などいろいろな場所でたくさんあそぶようになりました。 ボールを手に取り、投げたり、追いかけて小走り。友だちと体を動かしてあそんでいます。

 先日28日、“こどもの日のつどい”は、劇団風の子さんによる「とんからり」(青空おはなしかい)を行いました。うみ組さんは初めて見るにぎやかな山車や繭玉に身を乗り出して、じっと眺めていました。Rちゃんは竜や獅子舞いが始まると担任にしがみついて泣いていましたがお囃子のうたに時折振り返って見たり、やっぱり怖くて顔を伏せたりを繰り返していました。終わったあとは「たのしかった~」とお話していました。ほし組さん、つき組さんはコマ回しや長-い竿を使ったざる回しに声援を送ったり、劇団員さんとのおしゃべりや掛け合いが楽しく、常に笑い声が絶えない“こどもの日のつどい”となりました。泣いたり、笑ったり、大人も一緒に楽しい時間となりました。子どもたちとこのようなひとときが過ごせること、保育ができることは本当に幸せなことだと思います。

 日々のニュースでは、子どもや市民が傷つき、日常が奪われていることに心が痛みます。

 一日も早く平和になり、子どもたちの日常、笑顔が戻ることを願います。

 新年度になりましたが、引き続きコロナ禍の保育となっています。マスク生活がまだ続きそうですが、感染対策と子どもたちの心身の成長発達、生活、あそびなど広く視点を持ちながら今後の保育の検討に向けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 ゴールデンウィークの休み明け、ますます元気な子どもたちの笑顔に会えることを楽しみにしています。

園長 宮田 典子

にじ組…0歳児 かぜ組…1歳児 うみ組…2歳児
もり組…3歳児 ほし組…4歳児 つき組…5歳児

 9日(月) 幼児身体測定
10日(火) にじ・かぜ組身体測定
       うみ組 保護者会 15:00~
11日(水) うみ組 身体測定
       にじ組 保護者会 15:00~
12日(木) 園児健診
13日(金) かぜ保護者会
17日(火) ほし・つき組 春の遠足(雨天時20日)
18日(水) 幼児 5月生まれ誕生会
25日(水) 避難訓練

6月6日(木)歯科検診 9:30~