2022年6月

 先月の幼児誕生会には、おはなしびっくり箱さんが来園しました。

 地域のボランティアグループさんとの交流を楽しむことができ、お昼には誕生日を迎えた4,5月生まれのつき組さん4人に事務室にきてもらい給食室の手作りクッキーを一緒に食べました。一人ずつの名前がアイシングされた誕生日クッキーに、嬉しそうな声を上げ味わっていました。笑顔いっぱいの6歳、おめでとうございます!

 畑では幼児組が夏野菜の栽培に取り組み、もり組さんは、なすとトマトの苗を植えました。土の感触を確かめながら素手で畝を掘り、優しく苗を手にして穴に入れ、土をかけていました。無事に植えられると「できた~」とニッコリ満足そうにしていました。乳児組は給食室のお手伝いで春の食材に触れました。かぜ組さんは大きなさやの割れ目からソラマメを2個、3個…と見つけると「あったー!」と手に取ったり、出てきたソラマメを不思議そうに眺めたり、反応は様々でした。うみ組さんは大きなキャベツの葉をちぎって下ごしらえのお手伝いをすると、小さいかぜ組さんやにじ組さんが食べることを意識して丁寧に、細かくちぎる子もいました。お手伝いのあと、給食に出てくる「春キャベツの回鍋肉」や「キャベツのマヨサラダ」は一段と美味しかったことでしょう。

 園庭では、ほし組さんが友だちと鬼ごっこ。たくさん走って、楽しそうな声を出し合っていました。紅組白組に分かれて玉入れもしました。だんだん投げるのが上手になり「またやりたーい」と盛り上がりました。

 まだまだ保育室やテラスで過ごすことが多い、にじ組さんですが園の新しい生活に慣れてきました。仰向けや腹這いでおもちゃを手にして、ご機嫌であそんだり、離乳食を食べミルクをたくさん飲めるようになりました。泣いたり微笑んだり、声を出してしっかり自己表明している姿がとても嬉しく、これからの成長に希望をいっぱい感じます。

 日々のニュースは、欧州で起きている生々しい戦争の様子、心が痛む人々の姿が世界に伝わっています。誰もが戸惑い、やり場のない悲しい気持ちになります。どうすれば子どもの心を守れるのか日本ユニセフ協会やNGOセーブ・ザ・チルドレンが専門的な助言をホームページで公表しています。 

*子どもが話したいと思ったときに耳を傾ける *子どもの気持ちを否定せずに受け止める *世界中の大人が解決に向けて努力していると伝え、安心を促す。などとアドバイスしています。 わたしたち保育者は今だからこそ“保育園は安心して過ごせる安全なところ。子どもは思いきり友だちと遊んで楽しく過ごしていいこと”を子どもたちの生活やあそびを保障し充実させる中で伝えていくことが大事ではないかと思います。一日も早く平和になることを心より願います。

園長 宮田 典子

にじ組…0歳児 かぜ組…1歳児 うみ組…2歳児
もり組…3歳児 ほし組…4歳児 つき組…5歳児

 1日(水) 幼児身体測定
 2日(木) 歯科検診
 3日(金) にじ・かぜ組身体測定
 6日(月) うみ組 身体測定
      避難訓練
 9日(木) プール前健診(全員)
10日(金) 危機管理訓練 10:00~
14日(火) 6月生まれの誕生会
15日(水) つき組 プラネタリウム
29日(水) つき組 地域交流会