2022年9月

 例年にない早さの梅雨明けとなった今年は、夏をたくさん満喫できたように思います。

7月は夏まつりごっこがあり、幼児組とうみ組さんは園庭で縁日ごっこや盆踊りをしました。うみ組さんは「どれにしますかー」と“おめんやさん”に声をかけてもらうと、カエルやアリさんなど自分の好きなお面に指をさしたり、手を伸ばして選んでいました。つけてもらうとニッコリして友だちや保育者に見せていました。“わなげやさん”では、つき組がほし組をリードし、役割分担。もり組のお客さんが輪投げにチャレンジするのを応援したり、優しく相手をしていました。やぐらを囲んで踊った「もったいない音頭」「月夜のぽんチャラリン」は楽しいお祭りの気分が盛り上がり、子どもたちの笑顔が広がっていました。しばらくの間、園内全体で夏まつりの余韻を楽しみ、乳児さんが二階のたまりや廊下で盆踊りをしたり、ほし組さんはおみせやさんごっこをしてあそびました。

 8月、幼児組は園庭で大きなプール、乳児組は二階テラスで水遊びやプール遊びをしました。にじ組さんは、たらいに入ってあそぶとHちゃん、Yちゃんは寝起きの沐浴のように気持ちよさそうに時折、手のひらでパシャパシ水を叩いていました。隣りのたらいではRくんがカップに水を入れては注いで、感触や変化をじっくり楽しんでいました。うみ組さんは友だちとパタパタプールに入ると、開放的になりダイナミックに水しぶきを上げたり、プールの中で手足や体を伸ばして気持ちよさそうにする子もいました。

梅干し漬けや梅ジュース、畑で取れた野菜を使ったサンドイッチなどクッキングをしました。また、かぜ組さんは大きなトウモロコシの皮むきのお手伝いをしてくれました。夏の食育は、子どもたちのからだと心を栄養たっぷりにしてくれました。

 2022年8月15日。ウクライナ侵攻下で迎えた戦後77年の終戦の日。過去の戦争が重なり子どもたち、保育、平和のあり方や意義に複雑な思いがめぐりました。一日も早くこの事態が終わってほしいと思います。

 今年4月1日、「中野区子どもの権利に関する条例」が施行されました。
前文には、全ての子どもが幸せに生きていけるよう子どもの権利を保障するということ。
日本が世界の国々と、結んでいる子どもの権利条約の精神にのっとり子どもにやさしいまちづくりを推進することを宣言しています。この条例に希望を感じ賛同の意を表します。

 今こそ大人が、子どもたちの生活や未来をしっかり守っていくことで、平和な世界に繋がっていくことを心から願います。

園長 宮田 典子

にじ組…0歳児 かぜ組…1歳児 うみ組…2歳児
もり組…3歳児 ほし組…4歳児 つき組…5歳児

 1日 (木)幼児身体測定 引き渡し訓練
 2日 (金)にじ組 かぜ組身体測定
 5日 (月)うみ組身体測定
 8日 (木)にじ組 かぜ組園児健診
14日 (水)幼児9月誕生会
27日 (火)ももりんぴっくごっこ(総練習)

10月1日 (土)  ももりんぴっく (当日)
        (2歳児から5歳児クラス参加)