新年あけましておめでとうございます。
コロナ禍ですが、心新に新年をお迎えのことと思います。今年は丑(牛)年。勤勉によく働く姿が「誠実」を象徴し、『紐』という漢字に「丑」の字が使われており『結ぶ』の意味が込められているとのことです。子どもたち、大人、保育を結ぶ新たな年になることを心より願っています。
昨年中は桃が丘さゆり保育園の運営、保育にご理解、ご協力いただきありがとうございました。今年度は保護者参加なしの運動会ごっこになりましたが、先日玄関でお会いしたつき組Yちゃんのお父さんがDVDの感想を聞かせてくれました。「つき組さんメダルをもらってみんな泣いていて、とても感動しました!Yは泣いてなかったですけど〜(笑)」とのこと。運動会ごっこの様子を少しお伝え出来たこと、Yちゃんの成長や微笑ましい子どもたちの姿を少しですが、共有できたことがとても嬉しく思いました。
昨年は子どもたちを真ん中にこれまでの生活、あそびを振り返り、時には立ち止まり保育内容の充実を考えるきっかけとなる一年となりました。職員一同、引き続き努力して取り組んでいきたいと思います。
12月最後には子どもたちの楽しみにしていたクリスマスパーティーがありました。時間短縮と環境配慮のもと、例年とほぼ同じ内容で楽しむことが出来ました。クリスマスの歌、ジングルベルのダンスをクラスごと踊りました。つき組さんはアンコールで子どもたちだけで踊ると、ニコニコ仲間同士顔を見合わせ、嬉しそうに踊っていました。職員によるハンドベル「きよしこの夜」では音色にウットリ聞き入っていました。会食は恒例メニューの鶏のから揚げ、ポテトサラダのホワイトツリーやブロッコリーを一人ずつのワンプレートで楽しみ「おいしいー」「おかわりしたい!」と声が上がっていました。御馳走を食べたお腹はみんなポンポコリンで満足そうでした。お昼寝のあとサンタクロースからのプレゼントを見つけると「あったー!クリスマスプレゼント!!」友だちや保育者に教え合い大喜び。みんながほしがり、大好きなおもちゃが袋から出てくる度に歓声が上がっていました。小さいにじ組さんや乳児さんもプレゼントがちゃんとわかり、さっそく手に取りあそんでいました。
“ももさゆサンタさん”たくさんのプレゼントをいただき、ありがとうございました。
大きなご配慮に心より感謝、お礼申し上げます。みんなでたくさん、大事にあそばせていただきます。
国は小学校の「少人数学級」を拡充することを決め現行学級40人(小1は35人)としている上限を35人とすることを打ち出しました。これはコロナ対策としていますが少人数学級は教育現場に携わる人たちが長年にわたり願い、要望してきたことです。また保育の配置基準については保育士1人につき1,2歳児は6人、4.5歳児は30人です。この基準は国際的に見ても低いものです(スウェーデンは保育士1人に対して5歳児6人、ニュージーランドは保育士1人に対して5歳児10人)。先進国として日本は世界基準に遠く及んでいません。
「新しい生活様式」の中、きめ細やかな保育を行えるようまた、子ども一人一人の権利を守り発達の保障のため保育の基準配置が上がること、保育者の処遇改善を切に願います。
2021年、夢と希望を持って、みんなで困難を乗り越えていきましょう!
わたしたちは、『保育園は子どもたちが伸びやかにあそび育つ場』であることを心新たにしていきます。 |