２０２５年１２月

　前月、もり組・つき組ではインフルエンザが流行し、お休みする子がたくさんいましたが、無事に登園再開となり園庭あそびに賑やかさが戻りました。

　すくすく元気なにじ組さんは、体を動かし遊ぶことが盛んになり、活動場所も広がってきました。

　かぜ組テラスでは、手にしたボールを保育者に渡したり、転がってくるボールを手に取り嬉しそうにしています。一階ホールで担任がリズムを口ずさみ体を動かすと、体や手足を動かし、しゃがんで「アヒル」になったり、仰向けに寝転び、足を上げ「じてんしゃ」をこぐ動きを真似しています。かわいい動きに成長を感じます。かぜ組さんで、お顔が赤くなった子を見にいき、タオルを当てていると、友だちを心配して子どもたちが集まってきます。「いたい、いたい？」「おすくり？」「おすくりー？」“お薬”の言い違いが、かわいくて笑っていると、手当て中の子も笑顔になり、気持ちも不快も治ってしまいます。

　おやつの後、廊下たまりであそぶ、うみ組さんからは、友だちのお誕生会や担任とわらべうたであそぶ楽しそうで元気な歌♪が聞こえてきます。保育者や友だちと一緒に何かすることが面白く、嬉しいようです。

　もり組に入ると「こちらへどうぞ～」とコの字ブロックの椅子に案内してくれ、バルバルさんの床屋さんが「いかがしますかー」とハサミで髪を整えてくれます。秋の遠足先で見つけたバルバルさんからのプレゼントが子どもたちのとっておきの小道具になり、ごっこあそびが盛り上がっています。

　先週は、やきいも会をしました。
　給食室が仕入れた、おおきなさつまいもを、ほし組さん、つき組さんがタライに入れて丁寧に洗い準備し、当日の朝には、新聞紙を巻いて、アルミで包んでくれました。園庭の焚火の下、ホクホクに焼けたお芋は甘く、美味しくて、すっかり食べ終えると「おいしかった」「もっと食べたかったー」との名残惜しそうな声も聞かれたのでした。

　日本の食品ロスは、世界の食料支援量の約1.3倍とのこと。世界の焼却炉の半分以上が日本にあり、日本のごみ焼却率は80％でOECD（経済協力開発機構）中ワースト１位だそうです。ひとりの消費者として「もったいない」だけでなく、気候変動にも影響を与える課題となっていることにも意識していきたいと思いました。

　さて今週末は、成長を祝う会になります。
子どもたちとともに、保護者の皆様にお越しいただけるのを楽しみにしています。

園長　宮田典子

にじ組…０歳児　かぜ組…１歳児　うみ組…２歳児
もり組…３歳児　ほし組…４歳児　つき組…５歳児

１１/９(日)は父母会主催のももさゆバザーが行われ地域の方々と楽しいひとときとなりました。
父母会、係の皆さんおつかれさまでした。