2025年9月

今年もこれまでにない暑い夏が更新されました。
すすむ地球温暖化は環境への影響やわたしたちの生活にも、迫ってきています。異常気象の瀬戸際にいることを、大人たちみんなで受け止めることが必要な時期にきているのではないかと思います。
畑では、大きなキュウリがたくさんできる最中、“かっぱおやじ”が、かっぱらっていった?!とのこと。ほし組さんは、ちょっとだけ怒り「キュウリ なかまと たべましたか?」など…絵を入れたかわいいお手紙を書いていました。
夏前、ボランティアの東京農業大・升さんが植えてくれたスイカの蔓が伸びていき、花のあと小さな縞模様の実をつけていました。気がつくとおおきなスイカが2個、3個!とできていました。幼児さんがクラスごとに収穫し、味わいました。切ってみると真っ赤な実とたくさんの黒い種が詰まっていて、とても甘かったです。もり組さんの保育室には絵の具で色を塗ったおおきなスイカの絵が並び、思い出いっぱいになりました。
つき組さんのベランダのネットには朝になると、いろいろな色のアサガオの花が咲きました。「きれーい!これ、なにいろ?」と一つ一つ違う彩りをした花を見て楽しんでいました。今年も夏の太陽と自然が子どもたちのからだと心にたくさんの栄養や豊かになる種をたくさん与えてくれました。
これからも、いつまでも子どもたちが体験し続けることが出来る自然や地球を守っていきたいですね。
7月はジャガイモ収穫をして夏の野菜パーティーや夏まつりごっこ、民舞に園全体が夏の雰囲気を楽しみ、どこかからか聴こえてくる盆踊り曲や荒馬やエイサーの太鼓の音に乳児クラスも耳を澄ませて体を揺らしたり、口ずさみながら踊っていました。
8月の幼児誕生会には、幼児職員が太鼓や笛を吹き、荒馬踊りを子どもたちに披露。うみ組さんも観客として応援にやってきてかわいく盛り上げていました。
戦後80年を迎える、8月9日の午前。
長崎・鈴木市長の大きな声と力がこもった長崎平和宣言をききました。
長崎に根付いた「地球市民」という言葉には、人種や国境などの垣根を超え、地球という大きな一つのまちの住人として、ともに平和を築いていこうという思いが込められているとのこと。この視点こそ、分断された世界を繋ぎ直す原動力となるのではないか。はじめの一歩は、相手を知ること、対話や交流を重ね、互いに理解し、小さな信頼を重ねていくこと。
わたしたち市民社会の大きな役割である…との言葉に改めて平和と向き合いながら、保育に携わっていくこと、自分も地球市民であることに思いを馳せました。
まだ残暑は続きそうですが、ちいさな秋をみつけていきたいです。
園長 宮田 典子
にじ組…0歳児 かぜ組…1歳児 うみ組…2歳児
もり組…3歳児 ほし組…4歳児 つき組…5歳児

《9月の予定⦆
9/ 1 (月) 幼児身体測定
引き渡し訓練
9/ 2 (火) にじ組・かぜ組身体測定
9/ 3 (水) うみ組身体測定
9/11 (木) にじ組・かぜ組園児健診
9/19 (金) 幼児誕生日会
9/30 (火) ももりんぴっくごっこ(総練習)
《10月の予定》
10/ 4(土) ももりんぴっく (当日)
(2歳児から5歳児クラス参加)
10/11(土) ももりんぴっく(順延日)