２０２５年３月

　節分、立春で始まった2月。

今年の節分は日曜日でしたが、保育園にも鬼はやってきました。
うみ組さんは、鬼の登場に驚いて保育者の後ろに隠れて、しがみついていました。
絶句して、動けずにいたYくん、Hくんは、鬼が去っていくと「おにきたねー」「あおとあかのおにだった」とおしゃべりしていました。
つき組さんは、外から不意打ちで入ってきたにも関わらず、泣いたり、怖がり隠れている友だちの分も、立ち向かって紙豆を投げる男の子たちがいました。勇姿に声援を送りながら年長さんの頼もしさを感じました。鬼たちが子どもたちの中に溜まったいろいろな“おに”を追い出してくれ、また一年子どもたちは元気に大きくなります。

　先月は、乳児組保護者会がありました。スライドや写真で子どもたちの園であそんでいる姿やクラスの様子、子どもたちの表情を見ていただきました。保護者交流のひとときには、お父さん、お母さんのおすすめや好きなことを一緒に楽しく聞かせていただきました。
　にじ組さんの、くじ引き質問タイムは、やはり子どもの話題が多く、お父さん、お母さんの一生懸命な様子に関心しました。クラスごとのよい雰囲気に保護者の方と担任とともに少しお近づきなれた気がして、嬉しく思います。お忙しい中、ご参加ありがとうございました。

　2月15日には、今年度2回目の「畑の会」がありました。在園のお父さん、お母さん、父母会OBのお父さん、卒園児2年生親子など、賑やかにたくさんの参加がありました。つき組さんの植えたチューリップの芽が顔を出し始める中、冬場のたくさんの落ち葉で腐葉土づくりをし、春夏に向けてジャガイモを植える準備が整いました。
　また前庭では、ももさゆ10周年記念につくった“ももちゃん橋”をお父さんたちのDIYで補修していただきました。子どもたちが安心してあそべるよう改善された、ももちゃん橋にしみじみと温かな思いを馳せながら、いろいろと感謝の気持ちがいっぱいです。

　3月の給食は、つき組さんのリクエスト献立となります。一人一人のとっておきの給食メニューを一緒に楽しみながら、味わいたいと思います。
少しずつ近づく春に向け、心と体に栄養補給して元気に進級、卒園が迎えられますように。

　3月3日は桃の節句。女の子、男の子、子どもたちの健やかな健康を願う雛祭りです。
今年も卒園するつき組さんには、心を込めて抹茶をたてます。

園長　宮田典子

にじ組…０歳児　かぜ組…１歳児　うみ組…２歳児
もり組…３歳児　ほし組…４歳児　つき組…５歳児