２０２３年１０月

　猛暑から秋分の日を迎え、ようやく朝夕涼しくなり日が暮れるのが少し早くなってきました。9月29日は十五夜。中秋の名月ともいわれ、秋の真ん中という意味だそうです。お月見は雲の合間から見られた方もいらっしゃるかと思います。

　季節は食欲の秋へ。もり組さんは、初めてのクッキングで、ラップおにぎりをつくりました。ゆかりとしらす、自分の好きなものをまぶして出来上がったおにぎりは特別な味わいで、嬉しそうによく食べていました。先日、ほし組さんは梅ゼリーづくりをしました。もり組さん、つき組さんの分もつくってお裾分けし、今年の梅シロップを使い切りました。おやつに出来上がったゼリーはとても美味しかったようで、つき組さんは「もっと、たべたーい！」と喜んでいたそうです。みんなでほし組梅ゼリーと夏の最後を味わいました。

　ももりんぴっくや砂遊びなど、外遊びが盛んになるこれからに向けて、業者さんに園庭に砂を入れ、整備してもらいました。子どもたちは、砂をたくさん積んだトラックやショベルカーがやってくると驚いて喜んでいました。“はたらくくるま”のお仕事をじっくり眺めることができ、観察を楽しむ子たちがいました。作業が終わったおやつ後、幼児組さんは園庭に出ると、砂のたっぷり入った砂場が楽しくて、たくさんの子たちがやってきて、誘い合いよく遊んでいました。さっそく、つき組のSちゃんと泥だんごをつくり、砂の感触を楽しみました。「きもちいいね！」「すな、いっぱいになったね～」と感想が聞かれ、友だちと思いっきり穴掘りを楽しむ子もいました。

　かぜ組さん、うみ組さんはワゴンやベビーカーに乗ったり、保育者と手を繋いで散歩や公園に遊びに出掛け始めました。跨線橋まで電車を見にいったり、お隣の囲公園で友だちと体を動かし、探索を楽しんでいます。にじ組さんはお座り、歩行が安定してきて、プレイボードのおもちゃに手を伸ばし、音をさせています。お気に入りのおもちゃや保育者のところへニコニコ笑顔で、あんよがさかんになりました。

　長く続いた今年の残暑からの、ももりんぴっく。
ようやくやってきた気持ちのよい秋の陽気の中、元気な体と心をたくさん動かし、友だちや保護者の方と楽しいひとときを過ごしたいと思います。
心温まる、すがすがしい取り組みとなりますよう、皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。　　

園長　宮田 典子

11月３日・4日・5日、他２日間、中規模修繕（2階保育室・給食室エアコン更新工事）を行います。土曜日については通常保育を行いますが、給食提供に変更が生じます。詳細が決まりましたら、別途お知らせします。

にじ組…０歳児　かぜ組…１歳児　うみ組…２歳児
もり組…３歳児　ほし組…４歳児　つき組…５歳児