保健から
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水の事故に気を付けよう
水の事故で毎年300人前後の子どもたちが亡くなっています。
水の事故は海や川での発生が多いと思われがちですが、特に乳児は浴槽など家庭内で起こるものが9割以上、幼児では約半数を占め、子どもだけでの入浴や水遊び、ちょっと着替えを取りに行った、電話に出たなどのほんのわずかな時に起こっています。
子どもは、身体に対して頭が重く、浴槽や水槽をのぞき込んだ姿勢でバランスを崩し水中に落ちてしまうこともあります。
そのため、水の溜まっている場所を大人がチェックし気を付けておくことが大切ですが、注意には限界があるので原因を断つ対策をしましょう。
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事故を防ぐポイント
たとえ10㎝程度の浅さでも、子どもがうつ伏せの状態で倒れこんでしまったら溺れてしまう可能性があります。
日々の生活の中で家庭内の水回りにどのような注意が必要か確認しましょう。
特に、お風呂や水遊び中は、常に大人がついて遊ばせましょう。
【具体例】
- 子どもだけで浴室に入れないようにしておく。
→浴室の外鍵をする、ベビーゲートを設置するなど。 - 子どもが小さいうちは、入浴後に浴槽の水を必ず抜く。
- 大人が洗髪をする際は、子どもを浴槽から出す。
- 子どもが浴室で一人にならないように…
浴室に入る時は大人が先に入り、子どもは後に入れる。
浴室から出る時は子どもを先に出し、大人は後に出る。
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