保健から

普段と違ったお食事を摂る機会も増える年末年始。誤飲や窒息につながりそうな食物に注意し、家族団らん楽しい時間をお過ごしください。
誤飲・窒息・中毒にご用心!
子ども側の原因
3〜4歳頃に乳歯列は完成しますが、子どもの噛む力は大人と比べて弱いため、固いものをうまく噛むことができず丸飲みしてしまうことがあります。また、子どもは咳をする力が弱く、気道に入りそうになったものを咳で押し返すこと(咳反射)がうまくできません。そのため、丸飲みしそうになった食品がそのまま気道を塞ぎ、窒息につながる危険性があります。
食品側の要因(窒息を起こしやすい食品)
食品側の要因としては、表面の滑らかさ、粘着性、弾力性、固さ、噛み切りにくさ、大きさ、 形状などがあります。
- 丸くてつるっとしているもの
うまく噛めない上に口の中で滑りやすく、丸飲みしてしまうことがあります。丸い形状はのどにはまり込んで気道を塞ぎやすいです。 - 粘着性が高く、唾液を吸収して飲み込みづらいもの
一口にたくさん詰め込んだり、よく噛まずに飲み込んだりすると、口の中に貼り付いて取れにくくなります。 - 固くて噛み切りにくいもの
十分に小さくならないまま、喉に送り込まれると、窒息につながることがあります。
気道異物事故で気を付けたい食品
☆これらの食品は、一口量が自分で調整できない子どもには小さくカットし、置いておかない。目を離さない‼☆
- 丸くつるつるした食品
- ピーナッツなどのナッツ類
- ミニトマト
- ぶどう
- キャンディー
など
*ミニトマトやぶどうは特に4歳以下では1/4にカットする
- かみ砕きにくい食品
- グミやお餅
- お団子
- こんにゃくゼリー
- リンゴ
- キノコ類
など
- 唾液を吸収して飲み込みづらい食品
- 焼きのり
- 鶏ひき肉のそぼろ煮
- ゆで卵
- 煮魚
など
ナッツ類は、砕いても小さい粒が気管に入ってしまうと大変取りにくく、全身麻酔での処置となります。3歳未満のお子さんは食べないよう小児呼吸器学会が呼び掛けています。 また、銀杏は大人でも中毒事故(けいれん)がありますのでご注意ください。