保健から

春から夏へと気温が高くなると、植物も花を咲かせ、虫たちも活発に動きます。
外で遊ぶ機会も多くなると虫刺されのトラブルも増えます。
今回は虫刺されや植物についてお知らせします。
虫刺されや植物について
- 蚊
外出の際には、虫よけスプレーを手に取り、肌が露出しているところに塗ってあげましょう。 子どもの場合、蚊にさされると水ぶくれができる事もあります。刺されてから1~2日経ってから腫れてくることが多いです。刺されたらよく洗い、掻き崩さないように市販のかゆみ止めを塗ってあげてください。腫れやかゆみが酷いようなら冷やしまし、皮膚科受診をしましょう。
- 毛虫
すぐに毒網やリン粉を取り除いてください。(流水で洗い流すか、粘着テープを貼って剥がす) かゆみ、痛みは冷やすと和らぎます。ひどい痛み・かゆみ・腫れや毒毛が取れない時は皮膚科を受診しましょう。
- ハチ
ハチに刺されるとすぐに強い痛みが出ます。針が皮膚に残っている場合は、消毒した「とげぬき」で取り除き傷口を流水で洗い、病院を受診することをお勧めします。「気分が悪い」「息苦しい」などの場合は、アナフィラキシーショックの可能性があるので救急車を呼びましょう。
- ナガミヒナゲシ
4~5月に道端で目立つオレンジ色の花、ナガミヒナゲシは、茎や葉を傷つけた時に乳液を出します。液には毒性成分があり素手で触れると皮膚がかぶれる恐れがあります。子どもには触らせないように注意し、ゴム手袋をして扱うようにしましょう。
アナフィラキシーとは?
異物が侵入したときに体を守るための仕組みである「免疫」が過剰に働き、かゆみ・くしゃみ・炎症・喘息などの様々な症状を引き起こします。アレルギー原因物質に触ったり摂取した後、30分以内にアレルギーによる症状が体の複数の臓器や全身に現れる激しい急性のアレルギーのことで、重症の場合、呼吸困難や意識障害を起こし、ショック状態になることもあります。
